家庭内感染が7割

2021年8月19日(木)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

新型コロナウイルスの感染者が急増する県内で、
判明した推定感染経路のうち「家庭内」が
増え続けています。

友人や同居家族以外の親戚との会食で感染し、
家庭に持ち込んでいる事例などがあり、
あすからは各家庭で県民の往来が増える
旧盆を控えていることから、
県は感染拡大に警戒感を強めています。

県は毎日、推定感染経路を発表し、
その内訳で「家庭内」の割合が増え続けています。
9日の新規感染者数は332人で、
このうち「家庭内」が53人、
割合は45・3%で最も多かったということです。
その後も50%以上で、
過半数を占める日が続き、
「家庭内」の割合は15日に70・0%まで
上昇しました。
新型コロナの感染者の広がりは県外との往来や
飲食が起点とされてきましたが、
現状では家庭内で感染したと推定される事例が
多くなっています。

あすから3日間は、各家庭を往来する機会が
増える旧盆を迎えますが、
県の糸数(いとかず)公(とおる)医療技監は
「普段一緒にいない親戚などと食事すると
集団感染するかもしれない。
同居家族以外とは会食しないように」
と注意喚起しました。

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