那覇新市民会館、なはーとが10月31日に開館

2021年7月21日(水)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。
那覇市はこのほど、
久茂地に建設した新市民会館=那覇文化芸術劇場なはーとを
報道各社に公開しました。

10月31日に開館するもので、
およそ1600席の大劇場と、
およそ300席の小劇場などを備えています。

首里織、広場=うなー、海など
沖縄の要素を設計に取り入れ、
外観は、首里織を題材にしたデザインの
日よけ=ルーバーで建物を覆っているのが特徴です。

共用ロビーは、うなーのように開館時間中は
誰でもくつろぐことができ、
ロビーに面したガラス張りのスタジオや
練習室の様子を見ることもできます。

大劇場の内装は海の中をイメージし、
天井のデザインは海底から見た海面の
ゆらめきを表しています。

小劇場の客席は
王家の着物をイメージした黄色で、
首里織風のデザインが施されています。

大劇場と小劇場のそれぞれの舞台と
同程度の大スタジオ、小スタジオがあり、
4つの小規模な練習室も備えています。

城間幹子市長は「素晴らしい施設ができ、
関連業者や地域の皆さまの協力に心から感謝する。
これからは器に魂を吹き込んでいくのが仕事だ。
多くの方に利用してもらい、
交流する中で文化芸術の 発信拠点になるよう努める」と述べました。

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