白梅之塔 クラウドファンディング目標額達成

方言ニュース    

2021年6月24日(木)放送分

琉球新報の記事から紹介します。

白梅学徒隊として戦地に動員された
県立第二高等女学校の学徒らを追悼する
白梅之塔周辺施設の老朽化で、
現地慰霊祭の継承などを目的に活動する
「若梅会」は15日から修繕費を募る
クラウドファンディングを開始しましたが、
きのうで目標額の188万円に達しました。

塔周辺はコンクリートの通路や
階段の劣化が目立ち、
大けがを負う人も出ていることから、
同窓会や遺族が安心して来られるよう
塔周辺の修繕・整備を計画しているものです。

若梅会は白梅同窓会の中山きく会長の
呼び掛けで結成しており、
若梅会のいのうえちず代表は
「白梅同窓会の中山きくさんにも
報告ができてうれしい。
皆さんの善意と熱意が表れている」と感謝し、
「多くの人が沖縄戦継承に
熱い思いを持つことに改めて驚いた。
きくさんが続けてきた活動があちこちで
実を結んでいる」
と語っています。

支援はクラウドファンディングサイトの
「YUIMA」で呼びかけているほか、
「YUIMA」を運営する琉球新報社では
現金書留による受け付けも行っており、
宛先は〒900―8656、郵便事業那覇支店
私書箱15号、「白梅之塔周辺修繕」
プロジェクト係までです。

8月いっぱい募集を継続し、
白梅学徒隊の戦争体験を伝える
絵本の制作などに充てる方針です。

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