コロナウイルス影響で県内 血液不足

方言ニュース    

2021年5月20日(木)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

新型コロナウイルスの影響で、
献血による血液が県内で十分に確保できない
状況が続いています。

県赤十字血液センターによりますと、
13日の時点で血液114人分が不足し、
特にO型の在庫が少ないということで、
「献血への理解と協力をお願いしたい」
と呼び掛けています。

去年からコロナ禍で企業や団体による
集団献血の中止や延期が相次ぎ、
例年よりも血液が不足しています。

今月は前の年の同じ時期と比べて
集団献血に協力する企業や団体はふえたものの、
まん延防止等重点措置の適用による
キャンセルも発生し、
血液が確保しづらい状況は
変わらないということです。

一方、これまではワクチンを接種した人による
献血は断っていましたが、
厚生労働省の通知を受け、
14日からはコロナワクチン接種後
48時間以上が経過すれば、
献血に協力できるようになりました。

検診医が本人の体調などを考慮し、
献血可否の最終的な判断をします。

センターの赤嶺廣幸献血予約推進係長は
「他人ごとではなく自分ごととして、
ぜひ献血に協力してほしい」と話しました。

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