かけっこを子どもの成長を見る機会に

かけっこを通して地域の子供たちの成長を見守ろうと、「きしゃばっ子かけっこ教室」がこのほど、北中城小学校グラウンドで開かれました。北中城村喜舎場子ども会育成会主催したもので、喜舎場区の小学校1年生から4年生までの男女16人の児童が参加し、全8回にわたり開かれ、最終回の記録測定会では50メートル走と立ち幅跳びが全国平均を上回る結果となりました。コロナ禍で外出自粛が続き、子ども会の集いや地域イベントが中止となる中、子ども会の保護者から「子供の成長を見る機会がつくれないか」との声が上がり、区内に住む陸上競技経験者で消防士の宮里勝人(まさと)さんの提案で1月から期間限定で開かれました。宮里さんはスポーツ理論に基づき「正しくフォームを学べば誰でも速く走れ、記録は伸びる。子どもたちには、速く走れることで自分に自信をつけてほしい」と話し、参加した2年生の男子児童と女子児童は「練習はきつかったけど、楽しかった。もっと練習を続けて走るのが速くなりたい」と元気いっぱいに話しました。
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