小学4年生の石塚さん 珠算検定で最高位10段に合格

方言ニュース

2021年4月22日(木)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

浦添市の宮城珠算学校に通う
港川小学校4年の石塚日向希さんが、
全国珠算教育連盟主催の珠算検定試験で
最高位の10段に合格しました。

そろばん王国として名高い沖縄は
珠算、暗算ともに10段の取得者が全国一で、
県内の珠算10段の取得者は201人ですが、
9歳7か月での10段取得は2番目の速さです。

掛け算、割り算、暗算、
列挙した数を足し引きする見取り算など
6種目すべてで280点以上取ることが
10段合格の条件となっています。

石塚さんは4歳の時に、
自身も段位持ちの母親のそんざいがきっかけで
宮城珠算学校に通い始めました。

兄と弟もそろって珠算教室に通う有段者で
そろばん一家です。

月曜日から金曜日は毎日3時間、週末はさらに増え、
5時間の練習を積み重ねることで
難関を突破しました。

石塚さんは県内初となる8段から10段への飛び級合格で、
「驚いている。お母さんたちみんなから、
お祝いしてもらってうれしい。
つらいと思ったことはないし、
友達もいて楽しい」
と笑顔を見せます。

最高位を獲得した今、
次なる目標に全国大会での入賞を狙っており、
「まずは、読み上げ算など苦手な種目を克服する」
と意欲を語りました。
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