「斎場御嶽」の香炉窃盗疑いで 沖縄市の42歳男性書類送検

方言ニュース   
2021年4月15日(木)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

南城市知念の世界遺産「斎場御嶽」の
「三庫理」内にある香炉1基が
所在不明なっていた事件で、
与那原署は12日、香炉1基を盗んだとして、
窃盗の疑いで沖縄市の42歳の自営業の
男性を書類送検しました。

男性は「神のお告げがあった」
などと話しているということです。

容疑は、先月13日ごろ、
南城市の史跡で南城市管理の香炉を盗んだ疑いです。

与那原署によりますと、男性は今月6日、
「新聞報道を見て、良心がとがめた」
などと話し、香炉を持って出頭してきました。
香炉は「斎場御嶽近くの城跡に置いていた」
と話しているということです。

南城市文化課によりますと、
香炉は返還されキズなどは
見当たらないということで、
文化課は今後、史跡内の見回りなどを
強化していくとしています。

また、斎場御嶽のガイドなどをする
「アマミキヨ浪漫の会」の大城勇会長は
「御嶽内のセキュリティーを再考し、
訪れる人に聖地としての重みを伝えたい」
と語りました。

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