豊見城小学校にマリーゴールドを提供

若者の立ち直り支援などに取り組む「NPO法人あきづ」はこのほど、豊見城市から交付された助成金を活用し、マリーゴールド2500株を豊見城小学校に提供しました。理事長の金城隆也さん30歳が地域の自治会などに声を掛け、6年の栽培委員の児童と老若男女およそ60人が参加し、校内の花壇に花を植え、土で一色だった花壇は赤、オレンジ、黄色の色鮮やかな花壇に生まれ変わりました。これまで、豊見城小の花壇は傾斜があり、台風や大雨の時に土が流出することに悩まされていましたが、金城さんは12月下旬からあきづ産業の従業員と共に花壇の整備に着手し、ブロック600個、土3トンを無償で提供して、水が流出しないよう、傾斜を無くし、ブロックで段々畑のような形状に仕上げました。作業は花植え前日の深夜にまで及びましたが、迎えた花植え当日は、豊見城団地自治会や、市女性会、豊見城小PTAなど多くの団体が参加し、児童と地域の人が一緒になり楽しそうに花を植えました。整備作業で筋肉痛の金城さんは「うれしい。これからも子どもたちが地域で活躍できる場をつくって行きたい」と目を細めていました。
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