手作りのネームプレート制作 今帰仁グスク

 方言ニュース   
2021年3月24日 水曜日
きょうの担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

今帰仁グスクを学ぶ会はこのほど、城跡内に木々や花々の手作り説明板のネームプレートを設置しました。
今回は、ECO―Okinawa募金実行委員会から助成を受け、ガイドや民泊オーナーなどが説明できるよう、樹木や花々にネームプレートを設置したもので、去年12月からおよそ2カ月間かけて
100枚余りを作製しました。
板をカットしペイント、手書きで植物の名前を書き、文字の上からニスを塗って看板裏に杭などを付けました。
プレートには、植物名の和名や方言名、花の咲く時期などの説明も書かれています。
民泊オーナーらも招き、城跡の勉強会をしながら、ネームプレートの説明も行いました。
自然豊かな村内は、城跡内もさまざまな植物が群生し、石灰岩質特有の珍しい植物も自生します。
城内ガイドは、歴史的説明に加えて植物の説明も行い、沖縄の自然の豊かさ、深さを実感できる案内を行い、来場者に有意義な機会を提供しており、大田原功会長は「県内外の来場者や生徒たちにも植物群の説明を通して自然豊かな今帰仁村、城跡の学習や環境状況の把握に生かしてくれたらうれしい」と笑顔で話しました。 

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