人気!福祉就労センター制作 カホン

2021年1月27日 水曜日
きょうの担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

さまざまな木工用品の製作に取り組む沖縄市知花にある福祉就労センター楓葉館で、近頃の人気商品は
ペルー発祥の打楽器カホンです。
音が美しく響くように試行錯誤を重ね作り上げられたカホンは、南米出身のカホン奏者の支持も得られる
完成度を誇っており、カホン製作の指導を担当する今(こん)康平さんは、椅子の座面がカホンとなったカホンチェアを
考案し、学校用品向けに製作するなど、 新しい試みに取り組んでおり、
「おもしろいことも取り入れていきたいと思い、カホンの椅子を作り始めた。
教室の椅子がカホンだったら音楽の時間がとっても楽しくなる」と音楽教育の広がりを 思い、気持ちを熱く語っています。
アイデア豊かなカホンチェアは、後ろがスライド式になっており、
教材などの収納機能も備えています。
また、カホンチェアとして椅子に進化した作品が近々、公共施設向けカタログに掲載される予定で、
広がりに期待が高まっています。
カタログを担当する県の担当者は「県産木材のブランド化を推進しており、
公共施設への活用として、県産木材を使用する県内木工事業所の
カタログを今回初めて発行する予定だ。環境に優しい木のぬくもりを
感じていただきたいと思う」と話しました。 
再生