房指輪にヒント、高校生考案ブレスレット

2021年1月18日 月曜日
今日の担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。
琉球王朝時代から受け継がれる伝統工芸品「金細工」の房指輪をモチーフにした
ブレスレット「ななちかふぅ」が販売されています。
昭和薬科大学付属高校の2年生の女子生徒5人が販売しているもので、
高校生がビジネスプランを競う起業グランプリ「リアビズ」に応募し、模擬会社「アブーケ」を設立して、
実際に商品を製作しました。
金細工の房指輪は桃やザクロなど7つのチャームが付いていて、
それぞれに「子孫繁栄」「不老長寿」などの願いが込められており、
2018年に安室奈美恵さんが県民栄誉賞を受賞した際、
記念品として贈られ手話題となりました。
生徒らは、日常的に身につけてもらうことを考え、
指輪ではなくブレスレットを考案したもので、自ら金細工工房と交渉し、
7つのチャームをデザインに取り入れました。実際の房指輪の価格相場は数万円ですが、
生徒らのブレスレットは3800円で販売します。
「目的は金細工の文化を知ってもらうため。安すぎてもチープなイメージになってしまう」
と価格設定の意図を説明します。商品は1000個限定で、
31日までの期間限定で販売されます。

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