若年層の年金納付率 低迷

方言ニュース   

2021年2月15日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

県内の20歳から24歳の若者の
昨年度の年金納付率は35・24%で、
全国平均よりも
29・31ポイント低いことが分かりました。

これは日本年金機構の県内6つの年金事務所が
このほどまとめた、国民年金に関する
「若者の意識調査アンケート」によるもので、
県内では若年層の納付率が低迷しています。

全世代の県内納付率は55・41%で、
全国最下位でした。
全国平均は69・25%です。

アンケートの有効回答のうち83・7%が、
日本年金機構から国民年金納付手続きの
案内などが届いたと回答し、
このうち、90・3%が納付や
免除手続きを行いました。

一方で、9・7%が納付などの手続きをしませんでした。

理由は「手続きを後回しにして忘れていた」が
32・5%で最も多く、
「書類を読んだが何をすべきか分からなかった」が
27・7%と続き、
「書類が多かったので読む気に
なれなかった」は9・6%でした。

若年層が国民年金の保険料を支払うために
必要なことについて、
52%が制度に対する理解が低いとし、
周知を求め、
その方法は「SNS」が25・8%、
「学校での年金セミナー」が20・9%でした。

那覇年金事務所では
「若者に合った方法を準備する」
と説明しました。
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