パラアスリートの又吉康十さんの講演会が開かれる

方言ニュース1月15日(金)放送分。
今日の担当は林京子さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

名護市出身で男子走りの幅跳びパラアスリートの又吉康十さんの講演会がこのほど、国頭村の奥間小学校で開かれました。又吉さんは、大学在学中に大きな事故で脚を失い義足生活を続ける中でも踏ん張って、現在パラリンピックを目指していることを熱く語り、児童らは真剣に聞き入っていました。又吉さんは、義足の機能についても説明し、実際に児童につかんでもらい力いっぱい引き抜くことを指示し、児童は声を出しながら精いっぱい引きましたが、抜けず、驚きの表情を見せました。また、又吉さんが競技用の義足に履き替え、体育館内を1周すると「おーっ」という歓声が上がり、大きな拍手が送られました。又吉さんは「いろんなことにチャレンジして、選択肢を多く持つこと。本気になって目標に取り組むと、夢がかなえられる。自分がやりたいことを一生懸命に取り組み、勉強やスポーツを頑張ってください」と児童らにエールを送りました。6年生の田場楓夕さんは「日頃、周りに義足をしている人がいないので、実際に見て初めて分かったことがあり、とても感動した。パラリンピックで頑張って金メダルを取ってほしい」と話していました。

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