タイワンハブ 生息地拡大

方言ニュース  
2021年1月11日 月曜日
きょうの担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

県衛生環境研究所が一昨年度から昨年度にかけて実施した
外来種タイワンハブの生息範囲調査で、前回実施した12年度の調査より生息範囲が
広がっていることが分かりました。
タイワンハブは1995年ごろに名護市為又や恩納村山田周辺で最初に見つかりましたが、既に定着した状態でした。
県はその後も数年おきにトラップなどを使って調査を続けていますが、生息範囲の広がりが確認されています。
今回の調査は6年ぶり5度目で、前回に調査した際は名護市の為又や羽地、宇茂佐などで生息を確認しましましたが、今回の調査では本部町や今帰仁村の一部にも広がっていました。
名護市では東海岸の辺野古でも確認されました。米軍キャンプ・シュワブ内は立ち入り調査ができていませんが、
寺田氏は辺野古への生息範囲の広がり方を見ると、シュワブ内にも生息している可能性があると分析します。
恩納村山田周辺から広がった生息範囲は、今回の調査では読谷村や、読谷村とうるま市の境界周辺にも広がっていました。
研究所の寺田考(てらだこう)紀(き)主任研究員は
「外来のヘビがここまで定着するのは珍しい。ものすごい勢いで生息範囲が広がっている」     
と警鐘を鳴らしています。
           

再生