福笹作り始まる 護国神社

 方言ニュース  
2020年12月30日 
水曜日
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

1年の福を願う福笹作りが26日、那覇市の沖縄県護国神社で始まり、厄災を払う力があるとされるササに新型コロナウイルス感染症の早期収束への願いも込め、みこ13人がお札や縁起物を取り付けました。
使用するササは、宮司が自ら国頭村で刈ってきました。
本物のササを使った福笹は
県内では護国神社だけで、
全国的にも少ないということです。
台風が少なく例年以上に伸びやかに育ったササのさわやかな香りが漂う中、みこたちは「願いが結ばれるよう」と
お札やひょうたんを丁寧に結びつけました。
福笹500体のほか破魔矢も5000体を作るということです。
加治順人宮司は
「福笹を作り始める前の神事ではコロナ禍の早期収束の願いも込めた。マジムンは葉の形が刃に似たササを怖がる。
1年間飾ってほしい」と話しました。
お正月の神様は1月1日から15日まで滞在するとされ初詣も例年は15日までですが、2021年は感染症予防で混雑を避けるため、護国神社では2月の節分までを初詣期間として分散参拝を呼び掛けています。
                   

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