名護の「光文字」資金不足 新成人寄付募る

 方言ニュース   2020・12・28(月)
琉球新報の記事から紹介します。

名護市の新成人が東江の神ヶ森の斜面に
 漢字一文字をともす「光文字」。
来年1月10日から開催を予定していますが、
 実行予算が不足しています。
例年は市や企業などが協力金を
寄付していますが、
同じ時期に開催していた名護さくらまつりが
中止になり、
支援金が集まりにくい状態だということで、
実行委員長の嘉数(かかず)碧(あおい)さんらがこのほど、
琉球新報社北部支社を訪れ、
「見る人に希望を与えられる
光文字を照らしたい」と
一口4千円の寄付を呼びかけました。
光文字は東江中学校を卒業した新成人が、
電球でつくる漢字一文字に思いを込め、
市内外に発信する取り組みで、
1995年に始まりました。
実施には設置費用およそ30万円、
電気代2万円、
草刈り機のためのガソリン代2万円、
募金箱設置費用など
合わせて40万円ほどを見込んでおり、
次年度以降も光文字を
継続させるための繰越金10万円を合わせ、 合わせて50万円を集めたい考えです。
実行委員会の応援団を務める名護市の会社員の
嘉陽宗一郎さんは「名護にゆかりのある方々に応援していただけたら」と話しました。
ゆうちょ銀行への
口座振り込みで寄付を募っており、
期間は1月10日までとなっています。(了)

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