松川区の拝殿で香炉が倒される

方言ニュース  2014年6月18日(水)
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事からお伝えします。

那覇市松川の拝殿に置かれていた
七つの香炉が全て何者かによって倒され、
管理している地域住民を失望させています。

拝殿を管理している松川区松川向上会の
冨山会長によりますと
13日に拝殿を訪れた住民から連絡があり、
警察に相談しました。

拝殿は鉄製の柵で囲まれ、
中に入る扉には鍵が掛かっており、
冨山会長は
「恐らく柵の隙間から棒のようなものを
入れて倒したんだと思う」と話しています。

拝殿は戦前から存在し、
旅に出る前や子どもが産まれた時に
お参りする場所として地域の住民が訪れており、
冨山会長は
「みんなの心の支えになっている場所を
平気で踏みにじられた」と憤りを語りました。

14日に被害届を提出しようとしましたが、
那覇書で器物損壊が認められなかったため、
警ら要請として受理されました。

那覇署は
「パトロールを強化する」と話しています。
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