「ラジオ空手」で楽しく運動

方言ニュース   
2020年11月16日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

やえせ高等支援学校はこのほど、
体育の授業で音楽に合わせ空手をする
「ラジオ空手」を学びました。

ラジオ空手の普及に取り組む泊小学校教諭の
長嶺文士郎さんが講師を務めました。

ラジオ体操のように音楽に合わせ空手をする
ラジオ空手は運動教材として
発案されたもので、

長嶺さんは7年程前から「沖縄の文化を通して子どもたちの心と体を育む助けになれば」
との思いで普及に奔走しています。

長嶺さんは愛用の空手マスクをかぶり
生徒の気持ちを和ませ、
普及形ⅠのおさらいとⅡを指導し、
「無駄な力を使わず」「ここで上段突き」
などと一つ一つの動きを丁寧に解説しました。

生徒は長嶺さんの動きを手本にしながら
「四で一步進む」「ここは左手」
などと声を掛け合い、汗を流しました。

4歳から小学2年まで空手の経験が
あるという2年生の女子生徒は
「気合を入れ、全部覚えきれた。
もっと難しいものも覚えたい」
と意欲を見せ、
同じく2年生の男子生徒は
「蹴りは難しかったけど、
長嶺先生の教え方が分かりやすかった」
と笑顔で話しました。

また、3年生の男子生徒は
「両手で突く動きがおもしろい。
またやりたい」と語りました。
生徒は来月に校内で開催予定の
「スポーツフェスティバル」で
ラジオ空手を披露します。

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