コロナで献血減少「いのちをつなぐ」献血リレー

 方言ニュース   2020年9月23日(水)
きょうの担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

新型コロナウイルスの感染拡大による慢性的な輸血用血液不足を受け、JCI=日本青年会議所沖縄地区協議会は、
県赤十字血液センターと連携した献血推進事業を始めました。
「いのちをつなぐリレー」と題し、献血をした人が次の献血者を指名し、継続的な支援につなげるもので、トップバッターを務めた渕辺俊紀会長は「献血ルームは感染対策もばっちりだった。今後も続けていきたい」と語り、JCIのメンバーにバトンを託しました。県赤十字血液センターによりますと、最低限必要な輸血量を確保できておらず、新型コロナの感染拡大で、
4月から8月にかけて企業や団体から献血車の配送のキャンセルが相次ぎ、安定的に輸血ができる状況に至っていません。
JCIでは当初、献血車の配送を考えていましたが、3密を避けるためリレー方式に切り替えもので、献血者にSNSでの呼び掛けや発信をお願いしています。県赤十字血液センターでは「継続的な取り組みは非常にありがたい」と感謝する一方で、県内で圧倒的に不足している400ミリリットルの全血献血は献血車でしか採血できないことから、「ぜひ企業や団体には献血車の配送先として協力いただきたい」としています。

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