八重瀬町の100歳 知念さん 表彰される

 方言ニュース   2020年9月29日(火)
きょうの担当は宮城葉子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

八重瀬町字富盛に住む知念綱輝さんの100歳を祝いこのほど、国と県から表彰状と記念品が贈られました。
知念さんは大正9年、1920年9月25日に富盛で生まれました。
大正・昭和・平成・令和と4つの時代を生き抜き、とりわけ戦中、戦後は苦労を重ねました。
召集されてマーシャル群島の飛行場の整備に着任し、激戦の中、米軍の捕虜となり
アメリカ・ハワイで1年半過ごしました。
帰国後は軍作業・農作業などいろいろな事業をしながら3男2女を育て、
今では孫15人、ひ孫14人の大家族です。
好きな食べ物はそば、オムライスですが、好き嫌いなく何でもよく食べることが
長寿の秘訣だということです。
酒は飲めずビールも飲んだことがなく、タバコは若い頃吸っていましたが、
胃潰瘍になったので40歳でやめました。
また、好奇心が旺盛で新聞は毎朝4時に起きて隅々まで読みます。
家族によると「介護を受ける必要がないほど身の回りのことは全部自分ででき、
足腰もしっかりしていていまだにつえを使ったことがない」ということで、
70歳まで畑仕事をしていましたが、今はパークゴルフに夢中です。
「足も使うし、頭も使うので皆さんもやりなさい」と勧めました。
                
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