渡嘉敷村で沖縄水産高校 海洋技術科で恒例の合宿が行われる

「渡嘉敷村で沖縄水産高校 海洋技術科で恒例の合宿が行われる」

方言ニュース10月23日(金)放送分。
今日の担当は林京子さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

糸満市の沖縄水産高校海洋技術科1年生40人と、引率教員ら7人はこのほど、恒例の海洋水泳訓練合宿を渡嘉敷村の国立沖縄青少年交流の家などで行いました。

海洋での水泳能力の向上と体力養成、相互協力などの養成が目的で、2泊3日の期間中、好天に恵まれ、400メートル遠泳をほぼ全員が完泳しました。

生徒たちは、新型コロナウイルスの影響で、学校のプールでの訓練は従来の半分程度となった中、渡嘉敷島での訓練に挑んだということです。

渡嘉志久ビーチ湾内では水深およそ2メートルから4メートル、砂浜から沖合400メートルの往復コースをおよそ1時間30分から2時間かけ、午前と午後の1日2回実施し、カヤックなどのマリンスポーツも実習に組み入れました。

ある生徒は「練習不足で2日目は体力を消耗し途中で離脱して悔しかったが、最終日に完泳を果たして良かった」と満足げに語り、別の生徒は「泳ぎは苦手で、初日は浅瀬で訓練した。最終日はみんなで声掛けをして励まし合い、完泳できてうれしい。将来は海上保安官になりたい」と笑顔を見せました。

担任の男性教諭は「生徒たちは海の中で長時間耐える精神面、技術面などが向上した。自信をつけたようだ」と成果を話しました。

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