伊江中学校で高校生講話が開かれる

「伊江中学校で高校生講話が開かれる」

方言ニュース10月2日(金)放送分。
今日の担当は林京子さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

先輩の体験や考えを聞くことで自分の進路を具体化させ新たな目標を立ててもらおうと、伊江村立伊江中学校の2年生と3年生を対象に高校生講話がこのほど開かれ、卒業生で小禄高校1年生の新川将吏さんと、那覇西高校1年生の名城羽佑さんの2人が高校生活について話しました。

この中で、新川さんは高校に入学して最も困ったことについて「今まで島で日常的に使っていた方言が通じない『言葉の壁』にぶつかった」と話し、「分からなければ恥ずかしがらずに積極的に聞くこと」と伝えました。

また、寮からモノレールで学校に通っている名城さんは「島にいては気付けなかった時間や金の計算にとても苦労した」と話しました。

一方、「中学校でやっておくべきことは何か」の生徒からの質問に2人は「日頃から勉強をしっかりやる、検定をたくさん受けて資格を取ること」と後輩へアドバイスを送りました。これに対し、3年生の内間朱里さんは「資料だけでは分からない高校生活を知ることができた。今のうちにやっておくべきことも分かった」とお礼を述べました。
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