沖縄尚学高等学校内で、エコキャップ運動を実施

方言ニュース9月11日(金)放送分。
今日の担当は林京子さんです。
琉球新報の記事からお伝えします。

沖縄尚学高校2年の幸喜そらさんと岸前莉愛来さんはこのほど、ペットボトルのふたを集めてリサイクルする「エコキャップ運動」を校内で実施しました。

エコキャップ運動はペットボトルのふたをリサイクルして製品に変え、収益を途上国へのワクチン提供や医療支援などに役立てる取り組みで、SDGs=持続可能な開発目標のゴール3「すべての人に健康と福祉を」と、ゴール12「つくる責任つかう責任」を結び付けて展開し、 1か月ほどでおよそ4万個のキャップが集まりました。

幸喜さんと岸前さんは去年4月から学校の寮で生活しており、2人は「ボランティアが好き、人の役に立ちたい」という思いから寮生を対象にエコキャップ運動を始めましたが、「運動とSDGsを多くの人に知ってもらいたい」と思い、全校生徒を巻き込んだプロジェクトにしました。

幸喜さんは「2人で企画して実践したことで自主性が高まった」とうれしそうに話し、岸前さんは「沖尚に来てやりたいことに取り組み、楽しかったし、たくさん学ぶことがあった。SDGsは高校生でもできることがある」と達成感をにじませました。

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