道路美化ボランティア活動の輪が広がる

那覇市道壺屋松尾線の一部で、通称「神原ホルト通り」を清掃する「神花きっず」の活動の輪が広がっています。

神花きっずは市の支援を受けて道路美化を行う市道路ボランティアに登録しており、毎月最終日の日曜日の朝、ポイ捨てされた空き缶やペットボトル、弁当の容器、たばこの吸い殻などのごみを集めています。

沿道に季節の花も植えて市内の環境美化にも貢献しています。神花きっずの由利玲子(りょうこ)代表の家族が沿道の植物の根元にたくさんのごみが捨てられていたのを目の当たりにし、去年の春から家族4人でごみ拾いを始め、去年6月に地域住民らと13人で神花きっずを結成しました。

「神原ホルト通り通信」も発行して活動を発信し、参加を呼び掛けています。

メンバーのほかにも賛同者を募り、14回目の活動となった先月26日の清掃には壺屋と神原の両小学校、神原中学校の児童生徒や保護者、地域住民ら60人以上が参加しました。

神原中学校生徒会長の島袋葵さんは「清掃後のきれいな状態が保たれれば、ごみを捨てる人はいなくなると思う。ポスターを作り、美化を呼び掛けたい」と話しました。
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