ハブクラゲ カツオノエボシに注意

方言ニュース    

2020年8月24日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

うるま市消防本部はハブクラゲや
カツオノエボシに刺されるなどして、
救急搬送された人が今月1日から19日の間に
11人に上っているとして、
「肌の露出を避け、
ハブクラゲ侵入防止ネットが設置された
ビーチを利用してほしい」
と注意を呼び掛けています。

救急搬送人数はハブクラゲに刺された人が9人、
カツオノエボシが2人で、
被害を受けた主な場所は
うるま市海中道路海岸線、
浜比嘉島の浜比嘉地区海岸、
比嘉漁港海岸などです。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため
クラゲ対策が整ったビーチが閉鎖された影響で、
海岸で泳ぐ人が増えている可能性があり、
県保健医療部の担当者は「自治体やホテルなど、
ビーチ管理者にネットの有無や
閉鎖されていないかを確認して遊泳してほしい。
または遊泳自体を控えてほしい」
と呼び掛けています。

猛毒を持つハブクラゲは6月から9月ごろ、
人に被害を与える大きさに成長し、
過去には死亡事故も発生していることから、
県はハブクラゲ発生注意報を発表しています。

また、カツオノエボシは外洋性のクラゲで
毒を持ち、風の強い日などに岸に
打ち寄せられることがあります。

去年の海洋危険生物の
被害件数は県全体で166件で、
このうち37件がハブクラゲが原因でした。

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