平和祈念資料館で「沖縄戦への道」企画展開催

2014年6月10日(火)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

戦後70年を来年に控え、
糸満市摩文仁の県平和祈念資料館は
子どもを対象にした企画展
「沖縄戦への道-70年前、その時、何が・・・-」
を開いています。

企画展では沖縄戦の前の年の
1944年に焦点を当て、
沖縄守備軍の配備や学童疎開、
対馬丸沈没、10・10空襲など、
沖縄戦に至る過程を月ごとに年表で
紹介しており、
皇民化教育に使われた国語や
修身の教科書、子ども向けの雑誌、
すごろくやかるたなども
展示されています。
また、衣食住や学校生活など、
当時の小学生の暮らしがうかがえる
展示もあります。

学芸員の平田守(ひらたまもる)さんは
「戦争は突然起こるわけではなく、
 着々と準備されて始まる様子が分かる。
 当時と今の子どもの生活を
 比較しながら見てほしい」
と話しています。

県平和祈念資料館の企画展
「沖縄戦への道-70年前、その時、何が・・・-」
は来月7日まで開かれています。
入場は無料です。
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