渡嘉敷島沖の無人島への日帰りツアーが人気

方言ニュース2020年7月15日(水)
琉球新報の記事から紹介します。

渡嘉敷村の阿波連ビーチの沖合およそ1キロに浮かぶ
南北およそ600メートル、東西およそ250メートルの小さな無人島
「ハナリ島」への日帰り体験が観光客などから好評を得ています。

ハナリ島は周囲がサンゴ礁に囲まれ、
色とりどりの熱帯魚が多く見られる透明度抜群の島で、
ケラマブルーの海でのシュノーケル、ダイビング、釣りなどのマリンスポーツ体験や
砂岩層の白い岩肌、黒色・緑色千枚岩などの観察、島内探検などを楽しむことができます。

島は琉球王府時代に久米島の祭祀をつかさどった「君南風」に由来する
阿波連区の「浜下り行事」の場所でもあり、
海岸には沖縄戦当時の砲弾の残骸が現在も複数横たわり、当時の傷痕が残っています。

また、島は阿波連ビーチから渡し船でおよそ10分で、
時間を決めて日帰りの無人島キャンプも可能です。

村ダイビング協会では「自然保護のルールを守り安全面に
気を付けてほしい」と呼び掛けています。
阿波連でグラスボートを所有している(83最)の男性は
「海底観察と合わせてハナリ島に上陸する客が多い」と話し、
大阪から訪れた(28歳)の女性は「2度目の上陸。
手付かずの自然が残っているのが魅力」と語りました。

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