南城市内の観光地 感染対策しながら営業再開

方言ニュース   
2020年7月13(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

世界遺産の斎場御嶽や
糸数アブチラガマなど南城市内にある
5カ所の観光関連施設が、
先月27日から営業を再開しました。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で
4月7日から臨時休業していたもので、
各施設では「3密」を避けるための
入場制限のほか消毒液、非接触型の体温計を
設置するなどコロナ対策をしながら
営業を始めました。

このうち斎場御嶽では
久高島が望める三角の岩の奥は、
密を防ぐため立ち入りを制限していますが、
オープンと同時に
県内外から多くの来場者が訪れ、
通常の土曜日の来場者数の半分に当たる
およそ530人が来場し、
琉球国時代の最高の聖地を堪能していました。

県外から一人旅で訪れた24歳の女性は
「一度は行ってみたいと思っていた場所。
自然が美しく、神秘的な空間に心が安らいだ」
と語りました。

このほか、
修学旅行などの平和学習の利用者が多い
糸数アブチラガマでは秋に向けて団体客の
予約が相次いでいますが、
ガイド1人につき45人案内していたのを
20人に制限し、
壕内で説明する場所も5カ所から3カ所に
減らすことなどの対策をとっています。
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