浦添市の児童センターが市内の居酒屋に弁当を注文、子供らに配布

方言ニュース2020年5月12日(火)
琉球新報の記事から紹介します。

学習・食事支援など子どもの居場所づくりに取り組む
浦添市勢理客の市立森の子児童センターは
毎週月・金曜日の週2回、市内の子どもたちを対象に
1日50食の無料の弁当配布を始めています。

弁当は浦添市屋冨祖の居酒屋「ニューヤフソ」に有料で注文し、
配布は無料で行っています。

森の子児童センターの指定管理者で
一般社団法人まちづくりうらそえの大城喜江子代表は
「コロナウイルスの影響で居酒屋の経営が悪化して危機的な状況。
少しでも応援したい」と日頃の支援に恩返しの気持ちを込め
弁当の購入費は寄付で賄っています。

「ニューヤフソ」の高江洲善継代表は
社会奉仕市民団体「高江洲一座」の発起人で、
祭りなどに出店して得た収益を子どもたちに寄付する活動をしており

2018年12月に森の子児童センターも「高江洲一座」から寄付を受けた縁があり、
3月から営業自粛中の「ニューヤフソ」の再開に期待を込めると同時に、
休校のため、自宅で過ごす子どもたちへの支援も兼ねています。

森の子児童センターの宮平玲那館長は
「こどもたちの口コミで利用する家族もいる。
地域の連携でみんなの笑顔が見れる」と話していました。
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