これ以上の休校は厳しいとの声 夏休みも短縮か

方言ニュース    
2020年5月4日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

新型コロナウイルス感染症予防策で
県立学校の臨時休校が再延長されたことを受け、
県教育委員会は県立学校の夏休みを
旧盆前後のおよそ1週間に短縮する案を検討中です。

2週間程度の延長なら夏休み短縮で済みますが、
これ以上の休校は授業時数確保のため
土曜授業も検討せざるを得ないということです。

県立学校の休校期間は
最短でも1カ月半となる見込みです。

県教委員会は遠足や芸術・音楽鑑賞会などの
行事を取りやめて通常授業に振り替えるなど、
授業時数の確保に腐心しており、
教員が授業できる時間を確保するため、
教員向けの研修の精査や縮小を進めています。

それらの取り組みを行った上で、
休校延長が2週間程度で済めば、
夏休み短縮で授業時数が確保できる見込みです。

しかし2週間を超えれば、
夏休み短縮だけでは授業時数が
確保できなくなり、
土曜授業は教員の代休確保など、
さまざまな問題に直面します。

県教委員会の担当者は
「これ以上の休校は非常に厳しい」と、
事態の早期収束を願っていました。
再生