県立辺土名高校で飼育されているヤギが2匹の子ヤギを出産

県立辺士名高校で飼育しているヤギの「もも」が去年の8月に続き、先月20日、2匹の子ヤギを出産しました。今回の出産はちょうど昼休み時間で、生徒らが立ち会いました。第1発見者は環境科1年の岸田梨愛奈さんと普通科2年の杉山純さんで、2人は昼食時間、普段は穏やかな「もも」の尋常でない鳴き声に気付き、環境科担当の東竜一郎教諭にすぐさま連絡しました。3人が駆け付けた時は「もも」が苦しそうにもがき白目をむいて失神しており、子ヤギは頭が見えているものの足が引っ掛かり、難産の様子だったということです。声を掛けながら1匹目を東教諭が引っ張り出すと、続いて2匹目も無事誕生しました。杉山さんは「初めは人の叫び声だと思った。無事誕生して良かった」と話しました。また、岸田さんは「2匹目が出てきた時は驚いた。寄り添っているのを見てかわいいと思った」と喜びました。辺士名高校では環境科の生徒がヤギの生態の研究もしていることから、生まれた子ヤギは「辺士名高校生き物博物館」の一員となり、研究にも一役買うことになります
再生