金賞に「またん創らなわった~首里城」読谷・ランタンオブジェコンテスト

2020年3月3日(火)

琉球新報の紙面からお伝えします。

手作りランタン46作品の中から最優秀賞を選ぶ
「ランタンオブジェコンテスト」の表彰式が
読谷村の体験王国むら咲むらで開かれ、
金賞に中城村の吉長千博さん39歳の親子が作成した
「またん創らなわった~首里城」が輝きました。

ランタンオブジェコンコンテストは今年で5回目となり
来場者の人気投票で決まる金・銀・銅賞のほか
スポンサーやパートナー事業者が選ぶ各賞も設けられ
豪華景品が入賞者に贈られました。

吉長さんが2人の息子、
秀納さん9歳、秀都さん4歳と作成した首里城は
投票総数1万2425票のうち、
1836票を獲得しました。 

コンテストには
2度目の挑戦だったという吉長さんは
「当たり前のようにあった
首里城がなくなってしまい悔しい。
沖縄のシンボルを必ず
復元しようという思いで作った」
と思いを語りました。

秀納さんは
「首里城にはいったことないが写真を見ながら作った。
復元したら必ず行く」と述べました。
銀賞には、穏やかな表情で
腹部を包み込む妊婦を表現した
沖縄市の新田さんの
「願いを込めて…?」が1299票で
銅賞には、貝殻をふんだんに使った
うるま市の島袋寛美さんの
「海のランプ」が1291票でそれぞれ選ばれました。

作品は3月31日まで、むら咲むらで見ることができます。

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