知的障がい者教育・福祉・就労研究大会が開かれる

第53回知的障がい者教育・福祉・就労研究大会がこのほど、県総合福祉センターで開かれました。大会は、県手をつなぐ育成会が主催して開かれたもので、会の田中寛理事長による基調講演や障がい当事者の意見発表、シンポジウムが行われ、150人が参加しました。このうち、意見発表では、うるま市手をつなぐ育成会の吉村五月さんらが、現在の生活や将来の夢について発表しました。吉村さんは小学校時代から今もなお、周りからの心ない言葉に苦しみ、「障がいに関することはレベルが高くて難しい。いいことないから生きていたくない。もう死にたいよ」と、自身の障がいと向き合う中で感じる苦しさを打ち明けました。それでも前を向こうとパソコンの使い方を習い、今回の発表原稿は自身で作成し、「自立して生活し稼げるようになりたい。こんなこと言ったら笑われるかもしれないけど、歌手にもなりたい」と語りました素直な気持ちを表現した発表に、涙を流す来場者もいました。一方、田中理事長は、保護者による障がい者への虐待防止について講演し、「本人の同意なく、障害年金を貯金したり、子どものために使わなかったりすると経済的虐待になる」と指摘しました。
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