高校生がまちぐゎーの魅力を伝えるプロジェクトを発信

方言ニュース2月21日(金)放送分。
今日の担当は林京子さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

身の回りの課題や関心をテーマにプロジェクトを立ち上げた高校生が集い、発表する「全国高校生マイプロジェクト・アワード2019沖縄県サミット」がこのほど、那覇市内で開かれました。学校部門7組と個人・グループ部門4組の合わせて11組が調査、研究を重ねて取り組んだテーマを発表し、学校部門では沖縄尚学高校地域研究部に所属するグループ「まちもどし」が全国サミットの出場を決めました。「まちもどし」は2年生の女子生徒4人が観光客でにぎわう国際通りの商店街「まちぐゎー」に、地元の人たちにも足を運んでもらおうと立ち上げたプロジェクトで、小学生たちと一緒に商店街を歩き、まちぐゎーの魅力を伝えました。一方、「同世代や大人にもまちぐゎーの魅力を伝えなければならないこと、地元の人をよびもどすだけではまちぐゎーの活性化には結びつかない」との課題も伝え、「今後まちもどし5カ年計画を設定して練り直す」と説明しました。全国サミットは来月27日から3日間、東京都の法政大学市ヶ谷キャンパスで開かれますが、代表の島袋凜さんは「まちぐゎーの利益につながるような新たな策を伝えたい」と意気込んでいます。
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