県がはしかワクチン費用助成

方言ニュース  
2019年12月23日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

去年県内ではしかが流行したことから、
県は抗体検査やワクチン接種の費用を
助成する事業を始めています。

期間は来年2月29日までです。

抗体検査の一部を最大で2500円補助し、
抵抗力の数値が基準以下だった場合に
風疹も予防する混合ワクチン接種を
全額補助します。

県内在住で今年4月1日時点で20歳から
49歳の男女が対象です。

はしかは空気感染で広がり、
免疫のない集団では1人の患者から
12人から18人にうつるなど感染力が強く、
39度以上の高熱と発疹が出ます。

肺炎や中耳炎を合併しやすいのも特徴だということです。

患者数は2010年からおととしまでは
年間1人以下で推移していましたが、
去年の報告は101人でした。

全国も去年は前の年に比べて93人増の282人で、
今年はさらに増えて今月8日現在で740人となりました。
県内は4人でした。

県地域保健課は
「唯一の予防法はワクチンを接種すること。
観光客が多い沖縄は国外、
県外からウイルスが持ち込まれ、感染リスクが高い。
ワクチン接種で流行しない環境をつくってほしい」
と呼び掛けています。

実施医療機関は県地域保健課のホームページに
掲載されています。

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