いしだ文栄堂で、玉城さんの理想を盛り込んだオリジナル手帳が販売

「いしだ文栄堂で、玉城さんの理想を盛り込んだオリジナル手帳が販売」

方言ニュース12月6日(金)放送分。
今日の担当は林京子さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

かけ算や日時の読み方を覚えることなど
数字が苦手という北中城村の玉城善順さん(43)歳はこのほど、
「かけ算九九ができない大人でも人生がうまくいって楽しくなる魔法の手帳」を
2千部自費出版しました。

手帳の大きさや内容は玉城さんが考案したもので、
数字の表記を分かりやすくしたのが特徴です。

日付に「ついたち」「ふつか」「みっか」とルビを付け、
週間予定を書き込む欄にある時間軸には、
12時間表記と24時間表記を並記しました。

これまで自身が使いやすい手帳を探し、年に何度も買い換えていましたが、
理想の手帳は無かったことから、理想を盛り込んだオリジナル手帳を生みだしました。

書店を回り、店頭に置いてもらうよう交渉しましたが断られ続ける中、
那覇市のいしだ文栄堂が販売取り次ぎを引き受け、
現在、県内の書店で販売しています。

担当した小橋川篤可(あつか)さんは
「人柄や熱意を見て協力したいと思った」と話しました。

玉城さんは「この手帳は誰にでも合うし、得手不得手があっても、
使うと自分らしく人生が楽しくなる。みんなにも楽しんでほしい」と目を輝かせました。

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