12月から『ながら運転』厳罰化

方言ニュース2019年12月4日(水)
琉球新報の記事から紹介します。

スマートフォンなどを使用しながら車を走行させる
「ながら運転」について、違反点数と反則金を引き上げ、
懲役刑も重くするなど厳罰化した改正道交法が今月1日、施行されました。

ドライバーがスマホを操作しながら運転した車による死亡事故が相次ぎ、
遺族らが罰則強化を求めていました。

県警によりますと、県内の道交法違反での摘発はピークが
2016年の2万1078件で去年は1万7825件に減少しました。

その半面、携帯電話使用などによる人身事故は去年は23件のが発生するなど
10年間でおよそ6倍に増加しています。

23件の人身事故のうち、19件が車の走行中に携帯画面をのぞき込む画像注視でした。

改正法では、運転中の携帯電話での通話や、
画面を注視する違反の点数をこれまでの1点から3点に、
通話や注視により交通の危険を生じさせる違反を
2点から免許停止となる6点にしました。

「画面を注視する違反」の反則金は
「大型車」は7千円から2万5千円にするなど変更し、
違反を繰り返すと「6月以下の懲役または10万円以下の罰金」の罰則が
適用される可能性があります。

さらに、通話や注視により「交通の危険を生じさせる違反」は
直ちに刑事手続きの対象となります。

再生