忘年会シーズン 飲酒がらみの事故に厳重注意

方言ニュース  
2019年11月18日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

去年、県内では飲酒絡みの人身事故が
78件発生しました。

人身事故全体に占める割合は1・76%で、
全国に比べておよそ2・1倍、
全国ワースト2位となっています。

飲酒運転の検挙件数は増加傾向にあり、
去年は2222件で、前の年に比べて180件も増加し、
人口千人当たりの検挙件数は1・64件で、
全国最多となっています。

県警が飲酒運転検挙者を対象に実施した
アンケートによりますと、
「朝6時から10時の出勤時間帯の」の
検挙者が最も多く、全体の31・1%で、
深酒によるものと思われます。

体質によって異なりますが、一般的に、
アルコール1単位のお酒を飲んだ場合、
完全に分解するのに
4時間かかるということで、
1単位はアルコール度5%のビールなら
500ミリリットル、
25%の泡盛なら100ミリリットル、
コップ半分に相当します。

ビール3杯飲むと分解までに12時間かかり、
睡眠時間を8時間とっても、まだアルコールが体内に残っていることになり、
飲酒量によっては、一晩寝てもアルコールが
抜けていない場合があるということです。

12月は忘年会シーズンです。
「飲酒雲煙をしない、させない、許さない」を
合言葉に、飲酒運転のない安全で安心な
美ら島、沖縄県を実現しましょう。
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