ハワイ沖縄連合会へ三線贈呈 「ウチナーンチュ大会で一緒に演奏を」

2019年11月5日(火)

琉球新報の記事から紹介します。

海外の県系人へ三線を贈る活動に取り組む
「世界の兄弟へ三線を贈るプロジェクト」実行委員会は
このほど、中城村の吉の浦会館で寄贈式を開き、
ハワイ沖縄連合会に三線10丁を贈呈しました。

実行委員会は2014年に活動を始めて以来、
ドイツなど海外6県人会に合わせて
10丁の三線を寄贈しています。
ハワイは来年、移民120周年を迎えることから、
今回の寄贈を決めました。

勝連代表は寄贈した三線を活用した
三線教室やイベントなどを通して、
愛好者が増えることに期待したいと呼び掛け、
「いつかハワイ県系人がこの三線をもって
世界のウチナーンチュ大会に参加し、
一緒に演奏できる日を楽しみにしている」
と期待を寄せました。

三線を受け取ったハワイ沖縄連合会の
糸村ジョーン昌一専務理事は
「ウチナーンチュのチムグクルを改めて痛感した」
と感慨深げに語り、
「皆さんの思いを必ず同志に伝え、
沖縄文化の普及・発展に生かしたい」と述べました。

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