県内の女子ラグビークラブ活動の情熱

「県内の女子ラグビークラブ活動の情熱」

方言ニュース10月25日(金)放送分。
今日の担当は林京子さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

県内では数少ない7人制の女子ラグビークラブ
「琉球アイランドガールズ」の活動が加速しています。

メンバーおよそ10人のほとんどが初心者で、
この春から沖縄本島中南部で週1回集まり汗を流しており、
「一度体験すれば楽しさが分かる」と口をそろえるメンバーたちは、
県内の競技人口が増え、試合や大会ができるようになるのが夢です。

クラブ代表でコーチも務める林拓司さんは
「プロを見ても分かるようにラグビーは多様性のスポーツ」と語り、
体格や運動能力、性格などさまざまな個性が調和し、
屈強なチームになると力説しますが、実際にメンバーは体格の差異だけでなく、
学生や会社員、アメリカ軍関係者など多彩な顔ぶれがそろっています。

陸上の円盤投げ選手として活躍し、
2009年に女子円盤投げの当時の日本高校記録を樹立した
糸満みやさんはラグビーに転向して5年ですが、
「体格より俊敏性の方が大事。小柄でよく動く沖縄の女の子にも合っている」と話します。

県内では、世界の強豪が集う国際大会が読谷村で開かれるなど、環境面も優れており、
林さんは「身近に競技できる場が増えれば、沖縄は女子ラグビーのメッカになれる」と情熱を燃やしています。

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