学校に行かないという選択肢

方言ニュース10月11日(金)放送分。
今日の担当は林京子さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

学校に行かないことを選択し、小中高校に通わず大学へ行った
星山海琳さんと母親のよっぴーさんこと吉田晃子さんによる新刊
「不登校になって伸びた7つの能力」の出版記念トークイベントがこのほど、
豊見城市内で開かれ、親子連れなど45人が参加し、
よっぴーさん、まりんさんの体験を聞き、
学校へ行かないという選択肢について考えました。

「子どもは生まれたときに100の能力がある天才」と語るよっぴーさんは、
まりんさんの成長を「ドラマを見るような感覚。次はどんなことをするんだろう」と、
能力を奪わないように見守りました。

家では絵を描いたり本を読んだりして過ごしていたまりんさんは、
17歳の時に大学進学を決意し、2か月半の勉強で高卒認定試験に合格、
入試にも受かり、現役で大学に進学しました。

祖父母などから「学校へ行きなさい」と言われていたということですが、
よっぴーさんは
「考え方を否定してもおかしい。行くのも行かないのも正解で、対立じゃない。
まりんさんが世間は学校へ行くのがオーソドックスだと知るチャンスでもあった」
と受け止め、「いろんな人がいる中で、自分がどうしたいのか、
どうするのかを教えるのが親の役割」と話しました。

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