水難事故増加 ライフジャケット着用を

方言ニュース  
2019年9月16日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報も記事から紹介します。

今年1月から先月までに県内で発生した
水難事故は54件で、死者は28人となり、
去年の同じ時期と比べて発生件数で14件、
死者は12人増えたことがわかりました。

これは県警生活安全部が、
県警本部でこのほど開かれた
「臨時沖縄県水難事故防止推進協議会」で
発表したものです。

推進協議会にはマリンレジャー団体や
第11管区海上保安本部など
関係機関が集まり、
事故発生状況や事故の特徴が報告されました。

今年は高齢者の事故が14件、
死者が9人と増加傾向にあるほか、
死者28人のうち21人が
ライフジャケットを着用していませんでした。

生活安全部地域課によりますと、
県民の釣りや貝採りの際の事故も増加傾向にあり、
外国人観光客がインターネットで検索し、
管理されていない自然の海岸を訪れ
遊泳やシュノーケリングをして
事故に遭う傾向も増えているということで、
例年9月の連休中に事故が
多発することから、
水辺のレジャーの際は気象状況の確認と、
万全の対策を呼び掛けています。

推進協議会会長の小禄生活安全部長は
「事故防止策を推進し、関係機関と
手を携えて水難事故防止のために
力を尽くしたい」と述べました。

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