ストリートダンス世界制覇 那覇商業 上原紅葉さん

方言ニュース  
2019年9月9日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

那覇商業高校1年の上原紅葉(べに)さんが、
このほど、イギリス・ブラックプールで開かれた
ストリートダンスの世界大会「UDO」の
16歳以下ソロ部門とバトル部門を制覇しました。

各世代の優勝者の中から選ばれる総合優勝も達成し、
初出場で3冠を達成しました。

審査員からは「パワフル。音の感じ方が違う」と評価を受け、
身長151センチの小さな体から生み出される
ダイナミックなヒップホップダンスで各国の選手を圧倒しました。

ダンスを始めたのは小学校2年の時で、
「ダンスをしたいというよりは、
何でもいいから習い事をしたかった。
母親の友達の娘がダンススクールに
通っていたので、一緒に習ったら
はまってしまった」ということです。

県外の大会に出場するには渡航費が必要となるため、
家計の負担を減らそうと
4月いっぱいでスクールをやめ、
スクールでの教えを基礎に、
両親の協力で自宅に設置してもらった鏡の前で
練習に励んでおり、「親に頼ってばかりは
いられない」と、
アルバイトも考えています。

世界大会の出場はUDOが初めてで、
「海外の人のダンスは動画で見るのとは
全然違う。鳥肌が立った。」
と刺激を受けた様子で、
「日本でも海外でも活躍して、
たくさんの人に自分の名前を
知ってほしい」
とさらなる飛躍を誓っています。

※本日のティーサージパラダイスのピンチヒッターは
HYの新里英之(ひーでー)さんです。

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