県産のパイナップル収穫量減少

方言ニュース  
2019年9月2日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

2018年産の県産パイナップル収穫量は
7340トンで、前の年に比べて14%減少し、
6年ぶりの減少となりました。

これは沖縄総合事務局がこのほど発表したもので、
少雨による茎葉の生育不良や
果実肥大がしにくかったことに加え、
収穫時の台風被害で収穫量が落ち込みました。

収穫面積は2ヘクタール増えて
319ヘクタールとなり、
4年連続で増加しました。

収穫面積は統計を取り始めた1973年の
2530ヘクタールをピークに、
生産者の高齢化などによる後継者不足で
減少傾向にありましたが、
八重山で後継者が増加していることや、
ゴールドバレルなど生食用の需要が
伸びたことなどから、
近年は増加に転じています。

地域別では沖縄本島の収穫面積が
前の年に比べて2%増の195ヘクタール、
収穫量は14%減の4190トンでした。

八重山は収穫面積が2%減の
122ヘクタール、
収穫量は13%減の3110トンでした。

県全体の10アール当たりの収穫面積は2300キロで、
作柄の良かった去年に比べて14%減少しました。

JAおきなわの担当者は
「おととしは暖冬で一玉1キロ前後の大玉傾向だったが、
去年は冬場の温度が低かったため肥大しにくく、
800グラム前後が多かった」
と話しています。

再生