短歌甲子園で、特別審査員小島ゆかり賞

2019年8月22日(木)
担当 上地和夫先生

琉球新報の記事から紹介します。

歌人石川啄木の故郷、岩手県盛岡市でこのほど
高校生が短歌の腕前を競う「全国高校生短歌大会、短歌甲子園」の決勝戦が行われ
大会を通じて最も優れた歌に贈られる特別審査員小島ゆかり賞に
昭和薬科大学付属高校2年生の國吉伶菜さんの作品が選ばれました。
昭和薬科の短歌甲子園への応募は初めてで、団体戦でも準優勝を果たしました。
小島ゆかり賞は、団体戦と個人戦を通じ全ての作品の中から選ばれるもので
國吉さんの作品は
「碧海に コンクリートを流し込み 儒艮の墓を 建てる辺野古に」です。
國吉さんは「大会にはさまざまな県の人が参加する。沖縄で感じる本土との温度差を詠もうと思った」と話しました。
団体戦はいずれも2年生の國吉さん、島袋乃碧さん、徳村帆華さんの
3人で出場し、決勝戦の題は「咲」でした。
トーナメント方式で対戦し、審査員が歌の優劣を判定しましたが、
団体戦準優勝について國吉さんは
「初めての参加だったので驚いている。来年は優勝したい」と意欲を見せました。
団体戦優勝は青森県立八戸高校で、
個人戦は岐阜県立飛騨神岡高校3年生の玉腰嘉絃さんが最優秀作品賞に輝きました。

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