空手会館で沖縄古武道世界大会

2019年8月14日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

先月28日と29日の2日間、
豊見城市豊見城の沖縄空手会館で、
令和元年記念沖縄伝統古武道世界大会が開催されました。

沖縄の伝統文化としての古武道の保存、継承を図るとともに、
国内外に向けて発信しようと4年に1回開催されているもので、
今回はドイツやアメリカなど
世界8カ国からおよそ130人の武道家が参加し、
鍛錬の成果を披露しました。

大会では、棒やサイの型、棒組手の競技が繰り広げられ、
参加者は日頃の鍛錬の成果を競い、
詰め掛けた観衆は、選手たちの気迫あふれる型や組手に
息をのみながら見入りました。

また、競技以外にもヌンチャク、棒、サイ、
トンファーヌンチャクの4つの武具に関するセミナーもあり、
参加者らは親睦を図りながら理解を深めました。

島袋常雄大会会長は
「セミナーでもヌンチャク、棒、サイ、
トンファーの全てを体験できたことが
非常に好評だった」と話し、
「われわれは沖縄伝統古武道の伝統を
引き継ぎ普及することを目的としている。
海外からの参加者に型の崩れがなかったことを
非常に意義深く感じている」と大会を振り返りました。

次回大会は2023年を予定しています。
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