女性社長 沖縄は全国3位

方言ニュース  
2019年8月12日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。
県内に本社を置く企業
1万1288社のうち、
代表者が女性の企業は1174社で10・4%を占め、
全国平均の7・9%を上回り、
全国3位の高水準となりました。

これは帝国データバンク沖縄支店が発表したもので、
1989年の2・8%から30年間で
7・6ポイント増加しました。

就任経緯別では「同族承継」が
43%と最も多く、
「創業者」が41・7%でした。

一方で「内部昇格」は11・6%、
「外部招聘」は1・3%にとどまりました。

年代別では60代が38・9%、
50代が21・7%、
70代が17・5%の順でした。

また、去年5月から今年4月までの1年間に
女性が社長に就任した会社は県内で131社あり、
就任経緯は創業者が
50%と最も多くなりました。

帝国データバンク沖縄支店は、
女性社長の割合が多い背景について
「一概には言えないが、活発な女性が多く、
起業する環境が整っている。
創業者から継承した子どもがなくなり、
その妻が代表に就任するケースも多い」と話し、
今後も女性の活躍推進の流れはより不可欠になるとして
「起業意欲が旺盛な女性に対する支援や
補助金政策などのハード面と、
環境整備などソフト面の双方の支援が
必要となる」と指摘しています。

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