自らの妊娠・出産の経験を全てのお母さんのために

妊娠中、出産後のママもオシャレしたいとの思いから、
宮古島市平良出身の長濱紗羅さん(34)歳は、
自身の妊娠・出産の経験を大きな契機に、
自分のブランド「SA・LAND(サランド)」を立ち上げ、
細部までこだわったマタニティウエアやベビー服の販売を今年から始めました。

長濱さんは24歳の時に上京し、
東京都のアパレルブランドで企画デザイナーなどを務めた後、
結婚を機に3年前に宮古島に戻りました。

妊娠と出産について「今までにない大変な経験だった」と振り返る中、
「自分の体の変化、娘の成長を見届ける喜びが原動力としてあって、
世の中のママたちが笑顔になる服を作りたい」と考えました。

デザインから生地選び、縫製、仕上げまで、全て長濱さんが1人で手がけており、
いずれも長濱さんの経験に基づいたこだわりが細部まで込められています。
「ママは母であり、何より女性でもある。
日々の暮らしの中でいくつもの役割をこなさないといけないからこそ、
オシャレをして自分らしさを得ると笑顔になれる」と長濱さんは語り、
「妊娠から出産、育児で自分のことが後回しになってしまいがちな
お母さんたちがリフレッシュできるようなものを作っていきたい」とほほえんでいます。

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