かりゆし長寿大学校生らが「竹細工の里」で校外学習

方言ニュース  
2019年7月22日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

県かりゆし長寿大学校生ら30人が
このほど、「竹細工の里」として知られる
南城市佐敷の小谷区を訪れ、
石畳道や古井戸などを見て回り
心を癒しました。

小谷区では樹木に囲まれた古い集落の
様子を多くの県民に見てもらい、
地域活性化につないでいこうと、
自治会とは別に「うくくの会」を
組織して取り組んでおり、
105戸ほどの集落で古民家が多く残って
シーサーを作る「とぅき家~春壽」のほか、
ピザ専門のレストラン「ミモザの木」も開店しています。

かりゆし長寿大学校の今回の校外学習は
残された自然の価値をいかに地域活性化に
つないでいるのかを学ぶことが狙いで、
案内役を務める「ばーきの里うくく会」の導きで、
3つの班に分かれて小谷廻りを開始しました。

各自準備された竹の棒を手につえ代わりに
昔ながらの石畳道を通って
「上の井」「中の井」「下茂の井」を見て回りました。

また、「土帝君」の拝所や竹細工のカマンタ、
竹細工などを納めた小屋を訪れ、見学しました。

音楽好きで那覇で合唱団に入って活動している
石川県出身の宮前洋志さんは(77)歳は
「ガイドさんからいろんな所を見て学ぶことガできた。
大変よかった」と喜びを語りました。

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