からだの気持ちをテーマに、読書実演会が開かれる。

「からだの気持ちをテーマに、読書実演会が開かれる。」

方言ニュース7月19日(金)放送分。
今日の担当は林京子さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

伊江村立西幼稚園・小学校はこのほど、
「からだの気持ち」をテーマに、読書実演会を開きました。

講師は絵本作家のながもとみちさんで、自作の「カラテマン」を読み、
「みんなでからだのことを考える絵本を作ろう」と話しました。

児童は足、お尻、目、耳、口や歯、手のチームに分かれて早速本作りに取り組み、
高学年には骨、胃、心臓、脳なども加わりました。

用紙に体の部位や器官の絵を描き、体の気持ちを文章にしました。
耳の気持ちを描いた児童は「友達やお母さんの声が聞きたい。自然の音が聞きたい」、
目の気持ちを描いた児童は「友達の顔が見たい。お母さんの笑顔が見たい」、
また、足を描いた児童は「家族や友達と散歩に行きたい」、
手は「友達と手をつなぎたい。手は温かい」などの優しい言葉があふれていました。

一方、前書きには「ねぇねぇからだのきもち、聞かせてくれる?」、
後書きには「からだもいのちもたからもの。だいじに だいじに使ってね」と、
ながもとさんの思いのこもったメッセージが入り、オリジナルの絵本が完成します。

児童らは「足が速くなりたいなと書いた。楽しかった。絵本作家になったような気分を味わった」と話していました。

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